(22)初期臨床研修が始まって半年 吉永 匡史

2020年10月28日 吉永 匡史

こんにちは!

さて、2020年4月1日に初期臨床研修が始まってちょうど半年が過ぎました。
正直なところ…遅かったような早かったような…そんな気分です。いずれにせよ、もっと時間が欲しかったのが正直な気持ちです。
4月1日からはしばらくオリエンテーションがあり、その後は、消化器内科・脳神経内科・外科で2か月ずつ研修をしていました。現在は、循環器内科で研修の日々を過ごしています。どの診療科でも非常に内容が濃い研修生活を送っています。
鹿児島大学からの初期臨床研修の先生方もしばらくいらっしゃったりはしましたが、現在は基幹型として常に院内にいる初期臨床研修医は1人です。(2年目の先生は院外研修中です。)初期臨床研修医が少ないことに対して、個人的にもオンライン説明会などでも、色々な意見や質問をいただいたことがあります。たしかに、同期がいないことなどは、寂しいことはありますし残念ではあります。しかし、その分、各診療科を研修でラウンドしていたら、多くの患者さんを診させていただいています。他の病院より手技的なことも多く経験できています。手術でもかなり多くの場に立たせていただく機会がありました。もちろん、十分なご指導をいただけます。学びの場が多いのは、この病院での特徴の1つといえると思います。自分は、各手技に関して、ただ聞くだけでなく、「自分はこう考えているけどどうしてこうなのでしょうか?」と考えながら質問しています。そうすることで、思考力も身に付きます。
密度は濃いですが、非常に充実した経験を出来ていると思います。
そして、医師としての同期はいませんが、薬剤師・看護師の同期入職の方々が病棟などで頑張っているのを見ると、「自分も頑張らないとあかんな…」という気持ちになります。「同期の存在は大きいな…」と思う瞬間です。
だからこそ!1人でも多くの新しい先生方が来て下さることを楽しみにしております!(笑)
また、今年度はこのコロナの情勢もあり、県内の同期の初期臨床研修医の先生方との交流も現時点ではありません。例年であれば、年に2回の報告会など色々なイベントがあったようですが、現時点ではそのようなことは開催されていないのが現状です。
もちろん、全国の初期臨床研修医の先生方との交流もできてはいません。学会のようなものにも参加もできていません。先日は、県の循環器の報告会のようなものをZoomで視聴させていただきました。参加することができたので、関係者の方には感謝でした。
同期にあたる先生方との交流がないのは残念ですが、いつか出来ると信じて頑張っていっています。
さて、次回からは、外科での研修のことを書いていきたいと思います。