(11)消化器内科での研修がスタート!(part3) 吉永 匡史

2020年08月19日 吉永 匡史

こんにちは!吉永です!
今回も、消化器内科での具体的な仕事内容を可能な範囲で書いていきたいと思います。

・実際の仕事内容について
病棟業務,救急外来での対応,内視鏡検査室での業務,エコー室での業務の大きな4つがありました。もちろん、他にもありましたが、大まかなことを書いていきたいと思います。

・病棟業務
病棟業務としては、先生方と患者さんの担当をして、日々の変化を聴取したり、処方をしたり…。時にはリハビリをされる患者さんの改善状況などを見て、上司の先生方と話をして方針を討論したり…。
救急外来では、オンコールの先生に呼ばれて一緒に診察や検査にあたりました。

・救急外来での対応
消化器内科へ紹介の患者さんが来たら、指導医の先生方から連絡があり、一緒に対応にあたりました。最初に対応して患者さん本人や付き添いの方から情報を聴取し、必要に応じて諸オーダーをしたりしました。まだまだ出来ていませんが、救急外来の看護師の方に指示もしないといけません。徐々に覚えていけている段階です。
もちろん、指導医に教わりながらです。
ひと段落したら、指導医の先生が、「~はよかった」「~はこうしたほうがよかった」というフィードバックをしてくださいました。その内容は、今も本当に役に立っています。

・内視鏡検査室での業務
内視鏡検査のある日は、まずは朝イチに検査室に行き、内視鏡検査を見学しました。その中で、先生や看護師の方々に解剖について教えていただきました。やはり、座学での画像と実際に見るのとでは、イメージが全然違いました。もちろん、同じような部分もたくさんあります。「〇回の医師国家試験の画像とそっくりや…」ということもけっこうありました(笑)。臨床の現場で皆様にも早く経験してほしいです。
それと並行しながら、病棟や救急外来での対応をしていました。

・エコー室での業務
これは、鹿児島市医師会病院での特徴の1つだと思います。日々、多くの検査をしてくださっています。その中で、定期的に検査室スタッフや先生方に、腹部エコーの当て方や見方(どういう視点で見たら良いか)などを教えていただきました。
見ていく順番などは全く分からなかったので、非常にありがたい次第でした。
もし時間があったら、また、ご指導を受け行きたいと思っています。

・食事のオーダーについて
入院された方には、点滴で様子を診る場合もありますが、必要に応じてもちろん食事をしていただきます。ただ、その「食事」に関しても、医師がオーダーしていかないといけません。普通の食事をしていただく場合もあれば、病態に合わせて食事やの種類や食事の形態を変えないといけません。「食事」は人間にとって大事なことです。
食事については、栄養管理室スタッフの方と連携して業務を行っています。もちろん、病棟の看護師の方々とも連携しています。日々の様子を診ながら、形態を変えたり、食事の量を変えたり…。
自分はこの点には知識がなかったので、栄養の本を購入して、少しずつ勉強しています。
分からない時には栄養管理室のスタッフの方にご指導いただきながら、徐々に学んでいっています。

・リハビリのオーダーについて
入院中に寝たままの状態だと廃用や拘縮が進んでしまったりします。そうならないように、必要に応じて、患者さんにはリハビリをしていただくこともあります。これに関しても、医師は必要の有無を判断し、早期から介入してもらわないといけません。
リハビリに関しては、リハビリ室の先生方と連携して行っています。

長くなりました!
今回はここまで!また次を楽しみにしていてください!