(5)研修医の日常生活 吉永 匡史
2020年07月28日 吉永 匡史
こんにちは。吉永です。
Q.
毎日何時くらいに来て、何時くらいに帰るの?
A.
それならば…自分の生活リズムをご紹介したいと思います。
6:30 起床・朝食
7:00 通勤のために家を出る
7:40 病院へ到着・更衣
7:50 カルテで担当患者さんの(オーダーしていたら)採血のオーダー結果やバイタルの確認
8:00 担当患者さんを回って変化などを確認
↕
18:00 帰宅
22:00 就寝(爆睡)
日常の仕事内容としては、
・先輩医師について行って患者さんを回る
・ラウンドしている診療科の患者さんが救急外来に来たら駆けつけて診察や検査を一緒に行う
・(消化器内科の時は)内視鏡や腹部エコーを見学(腹部エコーは実際にやることも)
・先輩医師の手技の補助
などがあります。
昼食を食べる時間はもちろんあります。自分で作って来られる先生もいらっしゃれば、配達のお弁当を食べたりすることもあります。たまに高価な弁当を頼むのがたまの楽しみです(笑)。
詳しい内容は、次回以降のブログで書きたいと思います。
Q.
救急対応ってどんなことしてるの?
A.
まずは、その日の各診療科のオンコールの医師に病院の事務担当から電話がいきます。救急外来での対応がいったん必要だと判断されたら、当院の救急外来へ患者さんが来る流れです。それが決まったら、その診療科を回っている研修医に連絡が来て、患者さんが到着次第に対応に当たります。
到着したら、救急隊の方から情報をいただいたりします。その後は、先輩医師と一緒に患者さん本人やご家族などから情報を聴取します。それと並行しながら、必要に応じて動脈採血などの手技を行っていきます。脳神経内科であれば、必要に応じて腰椎穿刺を行うこともあります。必要がある方には、エコーやCTやMRIなどの画像検査を行い、治療方針を決めていきます。入院が決まった方には、入院に必要な書類の作成や食事のオーダーを行います。
Q.
当直体制はどんな感じ?
A.
月に4回まで可能です。
前月の末あたりに、スタッフの方に予定(入りたい日)を伝えます。原則的には、その月に回っている診療科の先輩医師につく形で当直をやります。
内容としては、救急外来に紹介された患者さんを先輩医師と対応します。自分の担当の科であれば、検査をしながら、入院が必要かor外来的に経過を見る形でOKかなどを決めていきます。検査などをしていくうちに、他の診療科への紹介と判断したら、その診療科のオンコールの医師に相談し、対応にあたっていただきます。
そのため、他の診療科の先生方の対応を勉強させていただくこともしばしばです。
今回はここまで!また次を楽しみにしていてください!