(45)婦人科での研修がスタート!(part4・総括) 吉永 匡史
2020年12月23日 吉永 匡史
こんにちは!
何回かに分けて、婦人科での研修内容について書いていきたいと思います。
今回は、総括的な内容に関して書いていきたいと思います。
手術が多く、外科と同じように体力回復に努めていました。何とか乗り越えることが出来ました。
先生方といろんな話をさせていただくことが出来たので、大変ではありましたがしっかりと1か月を過ごすことが出来ました。
2020年12月23日 吉永 匡史
こんにちは!
何回かに分けて、婦人科での研修内容について書いていきたいと思います。
今回は、総括的な内容に関して書いていきたいと思います。
手術が多く、外科と同じように体力回復に努めていました。何とか乗り越えることが出来ました。
先生方といろんな話をさせていただくことが出来たので、大変ではありましたがしっかりと1か月を過ごすことが出来ました。
平成25年9月に開設された当院緩和ケア病棟は、専従医師や看護師だけでなく、癌疼痛・緩和ケア認定看護師、看護助手、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床心理士など多職種で協力しながら、ケアにあたっています。院内では、他病棟に入院されている方に対しても、がんの痛みなどのつらい症状や、不安などの精神的な苦痛を和らげ、安らかに過ごしていただけるようお手伝いする緩和ケアチームを組織し活動しています。また当院は医師会立という背景を活かし、かかりつけ医や訪問看護ステーションと連携をとり、積極的に在宅療養を支援しているということが特徴です。
一般的に、緩和ケアというと人生の終末期・ホスピスなどの印象が強いかと思います。確かに緩和ケア病棟では看取りの症例が多いのですが、真の緩和ケア病棟の役割は、患者さんが命を終えるためのお手伝いではなく、その人らしくよりよく生きるためのお手伝いをすることによって残された家族や次世代に命をつないでいくことであると考えながら診療にあたっています。
皆さんはどのような思いで医師という職業を選択されたのでしょうか。医師の役割をどのように考えていますか。
多くの場合、病気で苦しむ患者さんを助けたい、そして医師の仕事とは病気の診断や治療を行うことだという答えが多いようです。しかしながら、それだけでは治らない病気や死を目前にした患者さんへ対応はできません。死を看取る、そして様々な苦悩を抱えながら精一杯生きる人を最期まで他の医療職と共に支えるということも医師としての大切な仕事なのではないでしょうか。
今後日本は急速な高齢化と共に多死社会を迎えます。そのような現状の中で緩和ケアという考え方は単にがんの終末期だけではなく、がんと診断された早期から、あるいは心不全や他の慢性疾患を抱える患者さん達に対しても重要な考え方になってくることでしょう。これからの医療を支える皆さんもぜひ緩和ケアの考え方を身につけていただきたいと思います
緩和ケア科
馬見塚勝郎
当科は病院をあげた質の高い医療や高度先進医療を支援するために、診断の正確さおよび迅速さを最重要課題と考え、さらに臨床各科と密接な診療連携を維持することに努めています。
診断の際には、既往診断の再検討、診断書のダブルチェックを行い、病理診断の精度管理に努めています。また術前・術後カンファレンスにおいては情報のやり取りだけでなく、効率的な病理診断情報を提供しています。さらに、最新の免疫組織・細胞学的検索を用いた病理診断を併せ行うことにより、より精度の高い診断を行うことができるよう努めています。
当科は医師会病院外の医療機関からの病理組織・細胞診検体の診断を行っており、その臓器は多種にわたっています。従って、種々の臓器の病理組織診断・細胞診断を経験できます。
また、毎週行われる術前・術後カンファレンスで臨床とのディスカッションを通じて外科病理医としての知識を広げることを目指しています。
病理診断科
清水健
準備中
準備中
麻酔科
日高帯刀
開腹術、鏡視下手術にかかわらず広く消化器外科分野の手術をこなしています。
外科は苦労することも多いですが、自分の技術で病気に悩む患者さんを救うことができる科です。やりがいを持つことが出来る科ですので、是非、学生も興味をもって、将来の選択肢の一つに加えていただきたいと思います。
外科
渡邉照彦
救急外来と病棟、外来検査を中心としています。指導医のもと、患者さんの診察・急患対応・病棟業務・検査(腹部エコー、内視鏡検査など)を行います。他科との垣根が低く、協力して患者さんを診るため、消化器内科だけでなく、他の科の疾患も数多く経験できると思います。
みなさんはそれぞれ選ばれた研修病院で研鑚されることと思います。様々な疾患に遭遇し、多くの技術も身につけられることでしょう。多くの疾患を学び、技術を会得することも大切です。また、ヒトとして成長することも望まれます。多忙だと思いますが、患者さんの話を聞いてみて下さい。患者さんから学べることもあるでしょうし、話しを聞くことだけで信頼関係も生まれ、患者さんも安心して治療を受けられることもあります。また、周りには先輩の医師や看護師を始めとしたスタッフが数多くいます。多くの人との出会いが、人間力を高めてくれることと思います。
消化器内科
下川原尚人
我が循環器内科は主治医制で診断・治療にあたっています。そのため患者さん一人一人を総合的に診る必要があり、個人としての内科的診断・治療の能力を高めていける科です。
また内科の中ではもっとも侵襲的手技を行う科でもあります。心臓カテーテル検査そしてインターベンション、ペースメーカー植え込み術、気管内挿管などを学び、実践できるよう日々ステップアップしていく必要があります。侵襲的手技を安全かつ適切に行えるよう循環器グループとしてみんなで研鑽を積むようにしています。
内科としての総合力や侵襲的手技が、日々の診療のなかで自然に身につくのが循環器内科です。個人としてまたグループとして患者さんと向かい合うことでスタンダードな診療であることはもちろん、個々の状況に合わせた診療も可能となることでしょう。
循環器スタッフが5人というこじんまりとしたグループですので団結力には自信があります。高い団結力が早い成長を生むと信じています。循環器内科の一員として貴方の力を存分に発揮し伸ばしてみませんか。
循環器内科
山口剛司
一番の特色は、症例の豊富さです。一年間研修すれば内科認定医の出願に必要な症例を揃えることができます。また、脳神経内科領域では、神経感染症、神経免疫疾患を得意としております。さらに、代謝性疾患、内分泌疾患、膠原病等の内科疾患に伴う神経疾患の割合が多いのも特徴です。
脳神経内科スタッフは鹿児島大学旧第三内科の出張医局員です。旧第三内科は、開講以来第一内科(循環器・血液・内分泌)第二内科(消化器・血液・循環器・腎臓)の守備範囲以外の内科疾患(神経内科・呼吸器内科・膠原病・血液・代謝性疾患その他諸々)を担当してまいりました。その為、不明熱に代表されるような、どこに紹介していいのか分からない症例で占められており、必然的に一般内科の様相を呈しております。また、原因不明の(初診時に診断がつけられない)患者さんを多数ご紹介頂けるために、特殊な脳炎や脳症ならびに代謝性疾患を診させていただいております。さらに、当院の特徴である、麻酔科・集中治療部のご協力を得て、集学的治療が必要な重症患者をいつでも受け入れることが可能となっており、内科的救急患者も多く診させていただいております。
診断に苦慮する症例、重症症例に加え、学会報告と多忙を極めるかもしれませんが、医師としての基礎を固めるには最適な病院と自負しております。やる気のある方の募集を心よりお待ちしております。
脳神経内科
中川広人
当院婦人科は日本産科婦人科内視鏡学会認定施設であり、内視鏡手術を中心とした診療を行っています。良性疾患特に子宮筋腫、卵巣腫瘍などに対する腹腔鏡下、子宮鏡下手術を施行しています。他に悪性腫瘍に対する化学療法、婦人科腹部救急をはじめとする婦人科疾患全般について研修できます。
当院では、脳神経内科、循環器内科、消化器内科、外科、婦人科、麻酔科、救急科、放射線科、泌尿器科、病理診断科、緩和ケア科があり、紹介型病院として医師会会員とともに地域医療を行っています。それほど大きくない規模の病院であるため、お互いにすぐに相談できる、各科の垣根が低い環境にあり、全科一丸となって診療にあたっています。気兼ねなく、いろんな観点から研修できます。産科など当院にない科の研修は医師会会員等の他施設で研修できるようしています。
婦人科
大塚博文
・出来る事(行っても大丈夫な事)は、何でもやってもらいます。~特に手技に関しては~
・必ず指導医立ち会いのもとで、安心・安全に研修ができます。
・病気を診るのではなく、患者さんを診る姿勢で研修を受けて頂きます。
一社会人としてスタートする時、都会の病院、大病院が魅力的に映るのは当然だと思います。当院は何れにも入りませんが、少人数で目配り・気配りの利いた研修を受けて頂けると確信しています。よく「三つ子の魂百まで」と言われます。医者としての基礎を当院で築いてみませんか。決して後悔させないスタッフが揃っています。また当院で研修できない診療科においては、皆さんの希望に合わせて何処にでも出向して頂けるようにサポートします。一人の医師としての船出を待ち、希望と不安の中にある皆様の熱い心を大切にします。是非声をかけて下さい。
院長 大迫政彦